さて、3日目。
まず訪れたのは、竜串海域公園。四国最南端の足摺岬に近く、四国の西側にあたる竜串湾周辺が、公園として指定されています。このエリアのひとつ、見残し海岸へグラスボートでわたり散策しました。 グラスボートの運行時刻は、よくわからないので、とりあえず乗船券売り場へ行くと、まもなく出港とのこと。 乗り場は、少々離れております。 グラスボートは、船の中央部が、ガラスになっていて、そこから海中が覗けるというもの。石垣島で乗ったかな。なんど乗っても楽しいものです。 船長さんの案内をききながら、見残し海岸へ。この日は、水中の透明度がイマイチで、残念ながらあまり魚は見られなかったのですが、巧みな操船でなるべく見られそうなところへ案内してくれます。このあたりもサンゴが生育しているんですね。 およそ20分で、見残し海岸に到着。このまま引き返してもよし、見残し海岸をあるいてもよし。あるく場合は、後ほど船が迎えにきます。 せっかくなので、見残し海岸を散策するとしますが、とはいえ子連れ(幼児)。ちょっと行ってみて、ダメそうだったら引き返してこようと思ったら、普段、すぐ歩かなくなるうちの子どもが、ぐいぐい歩く歩く。 足もとは、基本岩。波で削られていますから、あまりよいものではなく、しかも狭い。いつでも、海に落ちかねない。それでも、歩く歩くうちの子。引き返すに引き返せない状況。戻ってもたいへんなところをまた通らなくてはいけないので、この先どうなるかわかりませんが、進むしかない!! と、なかなか大人でもハラハラする見残し海岸ですが、弘法大師さんが見残したといっただけのことはある、岩の造形美と海の青さが、素晴らしい。なぜこんな景観がうまれる。自然の凄さを見せつけられます。最初、行くべきか迷いましたが、行く価値ありです。 (青い魚が泳いでいた!) 屏風岩までは、行って戻ってきた人から、道が荒れているという話しをきき、途中までひとりで行ってみたのですが、これは厳しそうということで、分岐点から乗船場へ。 ここからは、一転山道となり、上から竜串海域公園を眺めることとなります。 竜串海域公園には、ほかにも竜串海岸や海底館という海中を見ることができる場所があります。20年くらい前に来たときは海岸には台風接近でいけず、海底館はなにも見えずだったので、行きたいところですが、時間がありません。再び中村に戻り、レンタカーを返さなければならないのですが、所要時間が読めないのです。 2020年夏に、水族館が足摺海洋館サトウミとして新たにオープンしました。今回、時間がなく行けなかった大月町などもあわせ、再訪したいものです。高知、広いなあ。 中村からは、再び特急あしずりで高知へ。あしずり10号は、グリーンのアンパンマン列車です。高知駅には、アンパンマン列車がぐるぐる走るジオラマなど、子どもホイホイがございます。楽しいよねえ。 まあ、なかなか動かなくなるわけですが…、そうもいってられないので、土電(路面電車)でつりまして、本日のキャンプ地へ。 夜は、ひろめ市場に出向いてみたのですが、土曜というのと、市場が有名になったこともあり、なかなかの混雑ぶりで、退却。 子連れで、地方都市でごはんというのは、情報が少ないのでなかなか難しいのですが、良さげなお店に入店でき、高知の美味しい食べ物を堪能することができました。やっぱいいね、高知。 今宵のお宿 #
by toyokaku
| 2020-12-17 08:00
| 交通案内
高松で朝を迎えたら、朝食はもちろんうどん。 まずは、駅前のうどんやさんへ。いろいろ素晴らしいな高松。 そして、移動開始。 2日目の行程は、高松から高知の西のはじ、足摺岬を目指します。 せっかくのフリー切符なんですから、なるべく遠くに行かないと。 (こいつ、顔が本当に丸い) まずは、特急いしづち5号で丸亀へ。新しい特急電車(8600系)は、なかなか快適で、このまま松山にいってみたいところですが、今回は高知に向かってスタンプを押しまくっていきます。特急しおかぜ10号に乗り換え坂出へ。高松に少々戻ります。 この特急しおかぜ10号に乗るためにわざわざ丸亀まで来ました。そう、この列車が、今回はじめてのアンパンマン列車「予讃線8000系アンパンマン列車」となります。わずかな乗車時間にスタンプを押して、写真を撮って。 (洗面所までアンパンマンの世界に彩られワクワク) 乗車時間わずか10分で次の乗り換え駅坂出なのですが、特急いしづちは岡山行き。併結している高松行きの特急しおかぜとは、宇多津で分割されるので、しおかぜに乗り移らなければなりません。スタンプのある1号車は、松山よりの一番うしろの車両。停車時間はわずか2分。ホームを前方へどたどたどた。 坂出からは、再び松山方面へ戻るかたちで今度は快速サンポート南風リレー号で多度津へ。よく考えたら坂出まで戻る必要はなかったんですが(宇多津乗換えでよかったはず)…。多度津では、わずかな乗り換え時間を利用し、本日2つ目のスタンプを押印。 今度は、特急南風5号で阿波池田へ。なかなか自由席も混んでいますね。阿波池田で3つ目のスタンプを押印、そして、昼食。駅名で気がつけという話ですが、ここは徳島県なのですね。この阿波池田でわかれている徳島線に、2020年秋から「藍よしのがわトロッコ」という列車が走り始めました。いやあ、乗りたい。 1日目に訪れた四国村の入り口にあったかずら橋がかかっていることで知られる祖谷渓があるのは、徳島県。阿波池田も近くといえることからか、駅前の食堂では祖谷そばを出していましたので、いただきました。 阿波池田は、幕末から明治にかけたばこ産業で栄えた町だそうで、防火壁の役割がある「うだつ」が取り付けられた家屋が今も残っています。せっかくなので、ゆっくりと街歩きをしたいところですが、時間もわずか、なにより子連れ、またの機会ということでしょうか。このあと運転なので、徳島のビールもお預けです。 さて、阿波池田からは、次なるアンパンマン列車「土讃線アンパンマン列車(オレンジ)」(特急南風7号)に乗車です。そして、本日スタンプ4つ目。 南風は、大歩危小歩危の美しい渓谷に沿う線路を右へ左へ車体を傾けながら、高知へ向けてかっ飛ばしていきます。新しい高速道路に比べたら圧倒的に不利ですが、こちらの眺めは、ご機嫌そのもの。鯉のぼりも泳いでいます。 高知では、すぐに特急あしずり5号に乗り換え。特急あしずり、編成が短いので、なかなかの混雑ぶりでした。 終点中村で下車。ここからは、レンタカーにて、足摺岬をめざします。スタンプラリーきっぷの特典として、レンタカーを格安で借りることができるのです。
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by toyokaku
| 2020-11-11 11:20
| 交通案内
四国村。
随分前から知っている。 首都高深川線沿いに看板がそびえていて、何度も何度も見ている。 だけれど、行ったことはなかった。 四国村があるのは、香川県。 四国の玄関口であり、故に何度も高松には行っているけれど、高松を目的に四国に行ったことは、たぶんない。 だから、いつも、うどん食べて目的地へ移動となる。すみません、香川県。 そんなわけで、四国村に行こうと思ったこともなかった。 今回、四国村に行こうと思ったのは、高松での午後の時間をどうすごそうかと思い巡らせたあげくの結論。 同じく未踏の地、金毘羅宮が第一候補だったけれど、時間がない。 高松駅から電車で行けて、ほど遠くないところ。そこで浮かんだのが、四国村(首都高沿いの看板のせいだ)。 しかし、四国村のイメージは、古民家を移築しただけの、いたって古びた地味なところ。あまり、期待もせずに向かったのですが、すみません。お詫びして、訂正いたします。 四国村、いいところです! 瓦町駅で乗り換え。 電車いろいろ瓦町 コトデン♪ というオノデン坊やのパロディ広告が、頭に浮かんでしまいます。瓦町駅は、不思議なつくりですね。 で、琴電屋島駅で下車。これが、ピンク色も艶やかな洋館でして、かつての賑わいを想像させます。静かな駅前大通りの先に見えるのが、屋島という山。木々の間に走る一筋の線は、ケーブルカーの跡でしょうか。乗ってみたかったな。 そびえる屋島の麓にあるのが、四国村です。 本物はさぞかし怖いと思われますが、ここも十分怖い。それが、高松中心部ほど近くで体験できるという、お得ですね。 子どもは、気にいったようで、帰りにおかわりを要求してきました。 四国村は、山を登るように進んで行きます。なかなか村内は広く、園路も複雑になっているので、お時間と興味にあわせて、といったところでしょうか。 建物を移築し、そこでのかつての営みを再現しています。 砂糖づくりなんてしてたんだ、といきなり興味津々でしたが、和三盆糖って、香川や徳島の特産品ですよね、よく考えたら。 それから、農民歌舞伎の舞台があったり、島の灯台があったり、これ面白いぞ、と。 さらに、美術館まで併設されています。 桜の林のようなところもあります。うちの子ども、山道は進んで歩くんですよね、なぜか。ふだん、すぐにだっこだっこのくせに。 もちろん、民家も美しい姿を見せていますし、工事しているところもあり、前に進んでいる村だということが、伝わってきます。 高松に行くならば、四国村、おすすめです。 紅葉の季節も素敵だろうなあ。 さらに、藁葺き民家を移築したうどん屋さんが、隣接しています。うどん県には、必須ですね。 夜ごはんにはちと早いですが、寄らないわけにはいきません。 キャンプ地は #
by toyokaku
| 2020-09-18 08:00
| 博物館・美術館
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by toyokaku
| 2020-09-09 08:00
| 交通案内
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by toyokaku
| 2020-09-05 08:00
| 交通案内
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