両毛鉄道紀行 2 井の頭線がすごいことに

a0024448_043214.jpgJR前橋駅前の夜は、とても暗い。歓楽街は、1kmほど離れた上毛電気鉄道の始発駅である中央前橋駅のほうだ。だからなのか、妙にネオンっぽい駅舎である。暗い町中にひときわ主張している。
といっても、このまわりも暗げなことにかわりはなく、昼間見ると周囲は廃墟なんだか使っているんだかよくわからない建物が多い。この駅だけは、小さいながらもガラス張りで明るい雰囲気を醸し出している。この駅は、かつて駅ビルを擁していたという。その面影はなく、ただ、ホームの広さや駅前の更地がその大きさを偲ばしているのだとか。
始発駅なのに、どことも接続していない不便さは、レトロ調のシャトルバスでJRとの間を結ぶことで補おうとしているが、この路線、なぜか接続がよくない、という印象がある。他線と直接接続しているのは、赤城駅だけで、他は微妙に近いけど、といったところ。それが、この路線を使いにくくしている、ともいえるのだろうが、以前、前橋駅との接続計画があったという。そのときに延伸という判断をしていたならば、この路線と前橋の中心部は、どうなっていただろうか。

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(しかし、こういうグッズまで売ってしまうとは、いいのか?とちょっと心配になったりして、とにかくすごい、未成線の切符まであるんだからな)

上毛電気鉄道で中心として活躍しているのは、元京王井の頭線の車両だ。
a0024448_049148.jpg雰囲気がほとんどかわっていない。まず、この車両にこの路線の面白さがでている。8編成それぞれが違う色に前面を塗り分けているあたりは、井の頭線ぽさがでているし、さらに水族館や季節に応じたテーマによる内装にして飾り付けているものがある。この日は、ハロウィン仕立てになっていたのを見かけた。それも、ただ広告欄をかえるとかそういうレベルではなく、天井に飾り付けをしちゃっているのである。乗れなかったのが、残念だ。


a0024448_103875.jpgさらに驚きなのは、この電車、平日の朝をのぞき自転車を持ち込んでもいいのだ。電車に自転車をおしながら乗ってくるのは、なかなか新鮮な光景である。上毛電気鉄道では、レンタサイクルや駐車場を無料で用意したりしており、そうやって、なんとか乗客を取り込もうとしているのがよくわかる。これからが楽しみな鉄道ですね。

電車は、意外と加速よく走っていく。
ワンマン運転をしているのだが、乗客の案内をするアテンダントさんが乗務している(車掌ではない)
この日は、敬老の日ということで、60歳以上は、100円という大盤振る舞い。アテンダントさんが、乗車してくるかたに切符の有無を確認するのだが、対象者と思われる乗客には60歳以上か確認している。でも、本当は、以下なのに間違えられたら、どうなんだろうね。

そんなこんなで、がたごと揺られて、終着は、西桐生。ここからは、桐生駅まであるいてわたらせ渓谷鐵道へ。ほんとうは、もっと近く接続している駅があるんだけれど、全線乗車ということと、西桐生の駅舎がなかなかに素敵なので、ここまでやってきたというわけ。昭和初期のモダンな雰囲気を今に伝えている。
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この駅舎をはじめ、登録有形文化財に登録されているものが数多くあるのも、この鉄道の特徴。

しかし、駅前は、これといったものもなく、さらに、桐生駅がどちらにあるのかもよくわからない。


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# by toyokaku | 2009-06-01 23:36 | 鉄道むすべ

両毛鉄道紀行2008 1 蒸機に再会

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水上駅は、県境の駅といった面持ちで、新潟方面へと向かう新潟色の115系を見ると、なんだか遠いところにきたような気分になる。それにしても、ちょっとなつかしめの車両ばかりが行き来するもんだから、なんだか心地よい。
9月の連休中ということもあって、駅はなかなかのにぎわいようなのだが、その駅に汽笛が設置してあり、観光客が交代にそれをならしていくものだから、とにかく騒がしい。
駅前通は、狭い上に工事中で、なんともあるきにくいのだが、まずは、整備されたという転車台のある広場へと向かう。

まず、目に入ってくるのは、まるで保存されているかのようにたたずむD51だ。水上で切り離し、わざわざ側線に留置しているのである。おかげで、間近にその姿を拝むことが出来る。
転車台も間近だ。これにD51がのってまわっているところを見てみたいものである。
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(蒸機を動かす石炭をお持ち帰りできます)

実は、十数年前に、上越の蒸機を撮影しにきたことがある。
それは、いつも一瞬の出会いでしかないのだけれど、その音、そのにおい、蒸機は見るモノだな、といつも思ってきた。
今回は、どちらかといえば、12系にひさびさに乗れたことのほうが嬉しいのかもしれない。あの頃の夜行列車でよく見かけた12系も、今となっては貴重な存在だ。
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水上駅の改札をぬけると、生演奏が乗客を出迎えてくれる。ちょっと懐かしい感じの跨線橋をわたり、列車が待つホームへと向かう。
地元のかたに見送られながら、出発。
乗客は、たいはんが家族連れ。バスツアー客もちらほら。なかなかの盛況ぶりである。
ボックスを占領する鉄道マニアもいた。これはちょっとどうかと。
こちらは、ひさびさの客車を感じつつ、ぼんやりすごす。
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それにしても、D51、この日は調子が悪そうだった。停車するたびに、圧の調整だかを試みている。それで停車時間が延びたりもしている。こういう手がかかるモノを残していく、ということ自体に意味がありそうな気がする。
じつは、まったく気がついていなかったのだが、2008年は、D51-498は、復元されてから20年を向かえるんだそうである。
とにかく手間がかかるんだな、というのがよくわかるのだが、なんと2008年の年末に空だきをしてボイラーを壊してしまったとのこと。さて、復活できるのか、大いに気になるところである。ちなみに、上越線は、D51の故障により、快速・普通列車の夏の増発が大幅減だそうだ。観光に与える影響は大きそうである。

a0024448_0573924.jpgさて、列車は、高崎で蒸機から電気機関車へと交代する。ここでかなりの乗客が降りてしまうのだが、ここからも実は楽しい組み合わせなのである。やってきたのは、EF60。動態保存されているのは、これだけだ。特にそれをうりにしているわけではないけれど、これに12系の組み合わせは、なんだか楽しい。
わたしも、ここでこの列車を見送った。



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# by toyokaku | 2009-05-27 23:58 | 鉄道むすべ

栂池高原@スキーのために

北安曇郡小谷村 単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)

a0024448_8543555.jpg今年は、暖かい冬だったと思う。3月に入ってから、少し冷え込んだけど。
毎年1回は行っているのがスキー。微妙に上達しているようだけれど、この歳になって今更ボーゲンを卒業しようという気にもなれない。

そんな2月のある日。
長野駅を降りると、ううん、雪がない。
ここから特急バスに乗り、オリンピック道路を経由して、栂池高原へと向かうことになる。
1998年の長野オリンピックによって、新幹線がフル規格で開通し、道路もできたので、東京からは松本経由ではなくぐるっと長野経由で向かうほうが速い。というのは、なんかへんな感じである。
特急バスは指定席制ではなく、では満席になったらどうするんだろうと思ったら、そのために別のバスが待機しているらしい。
白馬に近づくにつれ、山並みに雪を認めることができるようになったけれど、バスが走るところは、雪景色と呼ぶには遠いところだ。

栂池高原自体は、国道から山道を登っていく感じになるので、標高が高い分、雪もそれなりにあるけれど、気温が高くてかなり溶け出している。
おしゃれなホテルやペンションとは、無縁な地区というのがわたしの印象で、むかしながらのスキーロッジが並んでいる、そんな印象だ。今回宿泊したところも、名前は立派だが、中身はただ寝るだけ、という布団があるだけまし、といった宿だった。

栂池のスキー場は、とにかく広大。うっかりコースを間違えるととんでもないことになる。あるいて移動しなければいけない羽目になることもあり、本当にいい運動した、ってとこだ。
そんなスキーのあとは、やはり温泉が嬉しい。
小谷村には温泉が多く、なかでも白馬はしっかりとした温泉街になっているけれど、栂池はそんなわけで温泉はおまけにしかすぎないのが、残念なところ。とはいえ、日帰り入浴できる施設が2軒あり、どちらもスキーヤーで混雑している。

ひとつは、ゲレンデの入口にあるゴンドラ乗り場の横にある温泉。
まあ、印象としては、スキー場の温泉、といえばわかるかと思う。
意外と洗い場などが広い感じがする。無色透明のお湯は、そんなに特徴はないかな。
コンクリート打ちっ放しの露天風呂は、とりあえず屋根あいているけどね、という開放感のなさ。舞台裏も見えているし、風が抜けるのだけが心地よい、だけですな。

a0024448_837556.jpgもうひとつあるのが、元湯。こちらのお湯は、少し、薄い茶褐色のような気がする。
内湯自体は素っ気もない感じだけれど、うたせ湯なんかがある。
露天は、しっかりとしたもので、岩造りになっていて、庭木が邪魔ではあるけれど、ゲレンデを眺めつつの入浴ができる。
ただし気をつけなければいけないのは、落雪。かなり高い位置にひさしがでていて、頭上をおおうという感覚がないんだけれど、ちょうど露天風呂の半分くらいの位置でそれがきれているので、ときどき屋根から雪が落ちてくるんである。こんなものにあたったらシャレにならない。落雪注意な露天風呂なのである。

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# by toyokaku | 2009-05-10 10:00 | 大浴場−関東甲信越の湯

ブログばれ

ブログがばれた。
といっても、例によって「うちのこと紹介しているブログがあって〜」的な内容から、それ、わたしんとこです、すみません、と照れることしきり、なことになったということなのだが。
とはいえ、汗汗。
思い切って開き直り。写真をあげてしまう。

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ひさびさに訪れたら、バイキング形式になっていた。
玄米ご飯に野菜中心のおかずと大変ヘルシーなのだが、これが美味しくおなかいっぱいになるからふしぎ。うどんは、もちもちっとして、ずっしりくるもの。あと、焼き春巻きにデザートがついた。
普段は食べないような品々ばかり。という生活に反省しつつ。
いっしょに来てくれる相手がいれば、ゆるっといきたいところなんですよね、静岡って。それに、住むのにいいところ。わたしの先祖は、浜松方面の出なので、余計に血があうのかもしれない。しかし…。

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# by toyokaku | 2009-04-20 23:19 | スナックひとみしり

ららぽーと豊洲に

東京のバイク駐車場情報です。
ららぽーと豊洲のバイク駐車場ですが、いつのまにか増設されていました。
豊洲駅とは反対側の駐車場出入り口わきにある駐輪場の一画に、バイク駐車できます。
ハンズの出入り口に近いほうなので、ハンズに行くには便利です。

また、いつのまにか豊洲橋が新しくかけられたほうに移動しています。
これにより、都立三商前の変則交差点が、一般的な十字路になっています。
ちなみに、この新しい橋ができたところ。
もともとは、貨物線(東京都港湾局臨港線)があったところ。
東京都港湾局臨港線が廃止されて今年でちょうど20年。それでも、まだ遺構は残されています。
もし、この線路が今も残されていたのなら、江東区内の南北交通は、随分と便利なモノになっていたでしょう。貨物線から旅客用に転用されていれば。豊洲だって、不便な有楽町線だけではなく、たとえば亀戸からだって直接アクセスできたわけです。20年前に、こんな発展をとげるとは、だれも予想していなかったのか。しかし、20年前といえばバブルの頃。かなり残念です。
豊洲から東陽町を経由し住吉へと至る地下鉄の実現の見込みはたっていないしねぇ。バスって遠回りするし、終わりがはやいから不便なんだよねぇ。



Team-5kg【63.8】
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# by toyokaku | 2009-04-05 23:32 | 交通案内