<   2009年 05月 ( 2 )   > この月の画像一覧

両毛鉄道紀行2008 1 蒸機に再会

a0024448_152866.jpg


水上駅は、県境の駅といった面持ちで、新潟方面へと向かう新潟色の115系を見ると、なんだか遠いところにきたような気分になる。それにしても、ちょっとなつかしめの車両ばかりが行き来するもんだから、なんだか心地よい。
9月の連休中ということもあって、駅はなかなかのにぎわいようなのだが、その駅に汽笛が設置してあり、観光客が交代にそれをならしていくものだから、とにかく騒がしい。
駅前通は、狭い上に工事中で、なんともあるきにくいのだが、まずは、整備されたという転車台のある広場へと向かう。

まず、目に入ってくるのは、まるで保存されているかのようにたたずむD51だ。水上で切り離し、わざわざ側線に留置しているのである。おかげで、間近にその姿を拝むことが出来る。
転車台も間近だ。これにD51がのってまわっているところを見てみたいものである。
a0024448_0184472.jpg
(蒸機を動かす石炭をお持ち帰りできます)

実は、十数年前に、上越の蒸機を撮影しにきたことがある。
それは、いつも一瞬の出会いでしかないのだけれど、その音、そのにおい、蒸機は見るモノだな、といつも思ってきた。
今回は、どちらかといえば、12系にひさびさに乗れたことのほうが嬉しいのかもしれない。あの頃の夜行列車でよく見かけた12系も、今となっては貴重な存在だ。
a0024448_0274285.jpg



水上駅の改札をぬけると、生演奏が乗客を出迎えてくれる。ちょっと懐かしい感じの跨線橋をわたり、列車が待つホームへと向かう。
地元のかたに見送られながら、出発。
乗客は、たいはんが家族連れ。バスツアー客もちらほら。なかなかの盛況ぶりである。
ボックスを占領する鉄道マニアもいた。これはちょっとどうかと。
こちらは、ひさびさの客車を感じつつ、ぼんやりすごす。
a0024448_0413621.jpg



それにしても、D51、この日は調子が悪そうだった。停車するたびに、圧の調整だかを試みている。それで停車時間が延びたりもしている。こういう手がかかるモノを残していく、ということ自体に意味がありそうな気がする。
じつは、まったく気がついていなかったのだが、2008年は、D51-498は、復元されてから20年を向かえるんだそうである。
とにかく手間がかかるんだな、というのがよくわかるのだが、なんと2008年の年末に空だきをしてボイラーを壊してしまったとのこと。さて、復活できるのか、大いに気になるところである。ちなみに、上越線は、D51の故障により、快速・普通列車の夏の増発が大幅減だそうだ。観光に与える影響は大きそうである。

a0024448_0573924.jpgさて、列車は、高崎で蒸機から電気機関車へと交代する。ここでかなりの乗客が降りてしまうのだが、ここからも実は楽しい組み合わせなのである。やってきたのは、EF60。動態保存されているのは、これだけだ。特にそれをうりにしているわけではないけれど、これに12系の組み合わせは、なんだか楽しい。
わたしも、ここでこの列車を見送った。



Team-5kg【63.6】
[PR]
by toyokaku | 2009-05-27 23:58 | 鉄道むすべ

栂池高原@スキーのために

北安曇郡小谷村 単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)

a0024448_8543555.jpg今年は、暖かい冬だったと思う。3月に入ってから、少し冷え込んだけど。
毎年1回は行っているのがスキー。微妙に上達しているようだけれど、この歳になって今更ボーゲンを卒業しようという気にもなれない。

そんな2月のある日。
長野駅を降りると、ううん、雪がない。
ここから特急バスに乗り、オリンピック道路を経由して、栂池高原へと向かうことになる。
1998年の長野オリンピックによって、新幹線がフル規格で開通し、道路もできたので、東京からは松本経由ではなくぐるっと長野経由で向かうほうが速い。というのは、なんかへんな感じである。
特急バスは指定席制ではなく、では満席になったらどうするんだろうと思ったら、そのために別のバスが待機しているらしい。
白馬に近づくにつれ、山並みに雪を認めることができるようになったけれど、バスが走るところは、雪景色と呼ぶには遠いところだ。

栂池高原自体は、国道から山道を登っていく感じになるので、標高が高い分、雪もそれなりにあるけれど、気温が高くてかなり溶け出している。
おしゃれなホテルやペンションとは、無縁な地区というのがわたしの印象で、むかしながらのスキーロッジが並んでいる、そんな印象だ。今回宿泊したところも、名前は立派だが、中身はただ寝るだけ、という布団があるだけまし、といった宿だった。

栂池のスキー場は、とにかく広大。うっかりコースを間違えるととんでもないことになる。あるいて移動しなければいけない羽目になることもあり、本当にいい運動した、ってとこだ。
そんなスキーのあとは、やはり温泉が嬉しい。
小谷村には温泉が多く、なかでも白馬はしっかりとした温泉街になっているけれど、栂池はそんなわけで温泉はおまけにしかすぎないのが、残念なところ。とはいえ、日帰り入浴できる施設が2軒あり、どちらもスキーヤーで混雑している。

ひとつは、ゲレンデの入口にあるゴンドラ乗り場の横にある温泉。
まあ、印象としては、スキー場の温泉、といえばわかるかと思う。
意外と洗い場などが広い感じがする。無色透明のお湯は、そんなに特徴はないかな。
コンクリート打ちっ放しの露天風呂は、とりあえず屋根あいているけどね、という開放感のなさ。舞台裏も見えているし、風が抜けるのだけが心地よい、だけですな。

a0024448_837556.jpgもうひとつあるのが、元湯。こちらのお湯は、少し、薄い茶褐色のような気がする。
内湯自体は素っ気もない感じだけれど、うたせ湯なんかがある。
露天は、しっかりとしたもので、岩造りになっていて、庭木が邪魔ではあるけれど、ゲレンデを眺めつつの入浴ができる。
ただし気をつけなければいけないのは、落雪。かなり高い位置にひさしがでていて、頭上をおおうという感覚がないんだけれど、ちょうど露天風呂の半分くらいの位置でそれがきれているので、ときどき屋根から雪が落ちてくるんである。こんなものにあたったらシャレにならない。落雪注意な露天風呂なのである。

More
[PR]
by toyokaku | 2009-05-10 10:00 | 大浴場−関東甲信越の湯