カテゴリ:大浴場−北海道の湯( 21 )

冬だ!雪だ!スキーだ! ぬかびら源泉郷へ行こう その1

この冬は、冷え込んでいます。連日、豪雪のニュースが流れていて、雪には慣れているはずのところでも、事故が相次いでいます。
こんなときに、冬だから雪国に行きたいなどという日常的に降雪しない地方に暮らす旅人の言い分は、いささかのんきすぎるとも思うのですが、それはいつもの話。結局、この季節になれば雪が恋しくなり、雪国へと向かってしまうのです。

ひさびさにスキーをしたくなり、向かったのは、北海道。
北海道のスキー場といえば、ニセコやトマムなどが有名なところですが、今回向かったのは、十勝にあるぬかびら源泉郷スキー場。帯広からバスでおよそ100分のところにあるぬかびら源泉郷という温泉地の一角にあるスキー場です。

道東地方では名の知れたスキー場のようで(というかそんなにスキー場がないような気もしつつ)、戦後すぐに現在の下のほうのゲレンデが開設され、昭和40年代にはスキー客のピークを迎えていたようなのですが、今となっては、その面影もなく……といってしまうとなんだか悲しい感じにきこえますが、つまり穴場なんです、ここ。だから、この週末、泊まりがけで行くことをおすすめします。なぜ、泊まりがいいのか?それは、不便だから、という以上に、温泉がいいからなのです。

これでも雪が多いという今年の帯広。加えて気温が低いそうで、上士幌や糠平より低いこともあるのだとか。これは珍しいことなのだそうです。
この朝の気温は、氷点下16度。といっても、風がないので、そこまで寒い気はしないのですが、迎えにきてくれた地元民のクルマ、しっかり凍り付いていて、ロックがかからなくなってなんども四苦八苦。
なんでも現地調達の一行は、途中、スポーツ用品店でスキーグッズやらを購入。旅の勢いってこわいです、ほんと。
なんだかんだで糠平に着いたのは、お昼。宿に入るとレンタルもしているとのことで、ここで借りることに。もちろん、ゲレンデでもレンタルはやっていて、ウェアもあるそうですが、ウェアはサイズに限りがあるので要問い合わせなんだとか。
宿で借りた板は、比較的新しいものだと同行者が感心していたけれど、わたしにはさっぱりわからず。
そんな板やらをかつぎ、ブーツを履いて、宿からゲレンデまであるいたところで、もう疲れたと弱音。といっても、5分くらいしかあるいていないんですけどね。

眼前に広がるゲレンデは、すいている!すばらしい!数年ぶりにスキーをするわたしとしては、ちょっぴり安心なのですが、このあと悲劇が。それは、コースマップのわかりにくさからくるものとは、まだこの時点では知らず。

ちなみに、営業時間は、朝9時から日没まで。
といっても、リフトは、14時半から15時半までには止まってしまうので、あまり滑る時間はありません。
1日券は、2500円。
11時には、4時間券という最後までつかえるリフト券を売っています。これは、2000円。
滑ってみてわかったんですが、1回券を買って使ったほうが安い気が。でも、これは売っているのかが謎。
このほか、お得なバス乗車券つきのパック券があります。
帯広からの往復とリフト券がついて3000円。二日間有効で、帯広バスターミナルなどで売っているそうです(十勝バスさん、親切に教えていただきありがとうございます)。
バス代は片道1280円くらいかかるので、片道だけ使っても特になってしまうという代物。
さらに専用バスも走っていて、これは予約すれば乗車できます。
しかし、バス利用で糠平まで行くのは、結構厳しい。
路線バスは、午前中に朝7時台に一本あるのみ。もう少し遅い時間に行きたくても、ないんですよね、バスが。
そのほか、旭川からのノースライナーという都市間バスが糠平に停車します。このバスは、帯広方面から使えないのが不便なところ。残念ながら路線バスの穴埋めにはありません。
せめてスキーヤー用の専用バスが、昼間に1往復あればいいのにと思うのですがねえ。ところでこのバス、昼は糠平にいるようなのですが。
で、パック券にはランチがついていたり、入浴券がついていたり、いろいろ種類があるようなので、十勝バスさんにお問い合わせするのがよろしいかと。しかし、どういう価格設定なんだろうねえ。

(続く)
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by toyokaku | 2012-02-18 01:03 | 大浴場−北海道の湯

栗沢温泉@看板猫が出迎えるかもしれません

岩見沢市栗沢町 硫黄泉

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「ここどこですか、福島あたりの山あいですか」「いやいや北海道ですけど」
東北の温泉のような感じがしますが、さほど山あいに入っているというわけでもありません。もっとも、北海道の場合、どのくらいを山あいに入っているといえばいいのやら、なんですが。週末に降った雪で、ようやく冬らしい景色とはなりましたが、それでも雪少ないですねぇ。

受付には、ちょうど看板猫がでてきていました。でも、そこは猫ですから、気まぐれ。帰りには、どこかへお隠れでした。

「猫舌だよねぇ」「ええ」「猫肌なんだっけ?」「まあ猫舌肌ともいいますけど、なにか?」「栗沢温泉に行こうと思うんだけれど、あそこ熱いんだよね」
もともとは冷鉱泉なのですが、熱めにわかしています。この温泉、常連客中心なのでしょう、ぬるくしちゃうと怒られちゃうらしい。

ここ、もともと混浴だったんですかねぇ、というようなつくり。ひとつの浴槽の真ん中にサッシの仕切があり、男女を隔てていますが、お湯はいっしょ、頭上もあいているので、背が高いヒトならのぞけちゃうかも。この仕切じゃまだなぁ。これがなければ、もっと広く入れるのに。男子のほうは開放感ありませんが、女子のほうは、山に向けて窓があいているようです。

さて、と、うぅ、たしかに熱い。
やっとの思いで入ったお湯は、硫黄のにおいがほのかにしつつ、ぬめっとしたアルカリの感じがします。あたたまる、というか、赤くなる、だから熱い。飲泉もできるので、なめてみましたが、たしかにこれは硫黄泉。このあたりでは珍しいそうです。しかし、実はおなかの調子がよろしくないので、飲んじゃいけなかったんですけどね。

お湯はいいんですが、家族経営なんでしょう、ちょっと手入れが行き届いていないところが目につくかなぁ。更衣室、ちょっと温泉とはちがうにおいがするかも。

でもねぇ、クルマでちょっといっただけでいい温泉があるというのは、うらやましい限りなのです。


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by toyokaku | 2009-12-29 08:39 | 大浴場−北海道の湯

定山渓温泉@札幌市民は飽きているらしい。

札幌市南区 含硫黄ーナトリウムー塩化物泉(低張性中性高温泉)

そういえば、またしても日曜日だというのに、渋滞のことをまったく考えずに予定をくんでしまったことに、ほぼ予定通りに札幌市内に入ってきて気がつく次第。
朝から曇っていた空は、定山渓まであとわずかというところで、突然の雷雨。そうか、札幌でも、東京でこの夏流行ったゲリラ雨があるのかと思いつつ、着いた頃には無事に雨もあがっている、そんな変な空模様。

a0024448_2244366.jpgこの日のお宿は、こちら、場所は定山渓温泉。
札幌の奥座敷として知られるこの温泉。たしかに、札幌から近い。
だから、むかしは、宴会というとこの定山渓が使われていたんだとか。

こちらは、残念ながら、あわただしい旅の途中。定山渓温泉のまちなみを堪能する時間もなく、ただ、宿のお風呂を堪能するのみ。
今回のお宿、小さくて古いお宿ながらもリニューアルされていて、なかなかの居心地。サービスもよろし。全体として、小さい宿の良さを味わったような次第。
大浴場は、むかしながらの雰囲気。男女入れ替え制なので、両方入ってみたけど、そうか、むかしの女風呂っていうのは、本当にこぢんまりしていたんだな。ピンクのタイルが、なんか不思議な感じ。
もうひとつの、元男風呂は、3倍くらいの大きさ。それにしても、味も素っ気もないお風呂。そこには、いいお湯がただただ流れ込んでいる。
あと、家風呂のような貸切風呂があるが、そうじゃなくても貸切みたいなもんだったので、ここには入らず。

とかくと、お湯はいいんだけど、なんだかなぁ、なのだが、自称露天風呂っていうのが、なんともなくいいお風呂だった。
まず、その大きさ。数人入ったら、満員というくらい小さいのだが、これがちょうどよく入れるのは、その宿の小ささ故。
そして、木のぬくもりがあるのだが、これが実によく手入れされている。
ただ、露天風呂と名乗るのはどうなのかと。窓を開け放っただけじゃないかと、思いっきり突っ込みたいところ。
でも、それでも、居心地がいいのだ。入ってくるお湯もよし。

ちょっとのぼっただけで、こんないいお湯がある札幌市民がうらやましいです。
札幌出身のヒトと巡り会わないとなぁ…。


http://www.jozankei.com/
悠久の宿 白糸




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by toyokaku | 2008-11-01 23:42 | 大浴場−北海道の湯

フロンティア フラヌイ温泉@サイロの湯はなんだか不思議

空知郡上富良野町 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物質 (低拡張性中性温泉)

前日に泊めさせて頂いた林檎さんから、富良野に行くならおすすめ、といわれたので、いってみました>フラヌイ温泉。
その名前は前々から知っていたのですが、写真で見るとなんだかあまりそそられるようなところはなく、しかし、最近は黒板五郎さんが幸せそうにしているので、気になるといえば気になるわけでして。

しかし、寒いわ。
天気は曇っているし、風は強いし、のんきにラベンダーソフトなんか食べたせいで、余計に寒いわ。
この日は、南富良野に宿泊したのですが、あまりの寒さに暖房を入れてしまいましたよ。ええ、まだ8月だっていうのに。恐るべし北の国から。

a0024448_841777.jpgさて、フラヌイ温泉、写真からの勝手なイメージで、畑の中にでもあるのかと思っておりましたが、そうではなく、上富良野の街中にあります。駐車場には、結構なクルマ、そしてバイク。なかなか人気あるようです。
外にはトラクター。ロビーには、熊の剥製。北の国ですなぁ。

で、お風呂。それは、銭湯といった風情です。なかなか混み合っていますねぇ。
適温に沸かしたお湯と源泉そのままのお湯があり、そして、気になる一角が。そう、それが、外にでていたサイロです。そうか、サイロの内側は風呂になっていたのか。なかなか不思議な空間は、それほど広くはありませんが、天井が高く、そして、深めで座るように入る円形のお風呂は、意外と包まれ感があって気持ちいい~。
そこに満たされているのは、地下1200mから湧出する茶褐色のお湯。肌にプチプチと炭酸の泡がいっぱいついて、これは成分が濃い!
個人的には、加温していない源泉のほうが、好きかも。入るときにとても冷たいのですが(源泉温度が34度くらいなもんで)、林檎さんにいわれたとおり、じわりじわりと体がぬくぬくしてくる、とても不思議な感覚。いつまでも、体がぽかぽかなのでした。
感じの良いお風呂でしたよぉ~。

しかし、そうはいっても、この夜は寒かった…。ラリージャパンに行く気を完全に喪失した瞬間でした。10月末に林道でじっとしてたら死にかねん。

フロンティア フラヌイ温泉
http://furanui.com/

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by toyokaku | 2008-10-12 09:11 | 大浴場−北海道の湯

大湯沼@その泥につつまれてみたい。

磯谷郡蘭越町

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ニセコ大湯沼は、ニセコ湯本温泉の泉源なのです。
最近になって、整備されたようですが、わたしがはじめて訪れた十数年前は、まだその存在はあまり知られているということもなく(って今すごく有名というわけでもないだろうけど)、雪秩父に入浴にはきたけれどまったく素通りだったのしでした(まあ、冬の夜とかにくるからということもあり)
とはいえ、カーナビに頼って走っていたら思いっきり入口を見落としちゃったよ…。
そうか、雪秩父の裏側だったか…。
まさかこんな大沼が、駐車場のすぐわきにひろがっていたとはねぇ。今まで見落としていたとは、ねぇ。

もともとは間欠泉で数メートル噴き出していたのだそうですが、明治末期に英国系の鉱山会社が湯沼から硫黄を大量に汲み上げたことによって湯沼の構造が崩れ、間歇泉が失われたといわれているらしい(案内板から)
まったくなんてことしてくれたんだい、という思いはあるものの、いまでもその成分の濃さは健在で、もともとそういうところだから活動も活発、沼の周囲の手すりも地盤がゆるんでいるかもしれないからふれないようにとのことだった。
そういう危険なところをひとりであるいていていいのかしらん、などと思いつつ、曇り空(というかやや雨交じり)の空の元、ネズミ色(ところどころ空気にふれてブルーなど違ういろにかわってみえる)の沼をめでつつ一周するとタオルを持っていないことに気がつき、タオルをとりに戻るのです。

なぜタオルが必要なのか。それは、この沼、さわることができるようになっているのです。しかし、前述の通り、もともとこういう構造だったのか、はてさて疑問を感じつつ、向こうの2本立っている丸太はなんの跡なんだろうとも気になりつつ、おそるおそる沼に手をつけてみると
熱いわ!
で、気をつけつつ泥をすくってみるわけですよ。
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たまらなくクリーミー。ところどころに黄色い硫黄分が含まれているのもしっかりと確認できます。

となれば、ぬってみたくなるのが世の常。手にぬってみました。
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たまらなく気持ちいい〜。
このあと手だけがぽかぽかしていたのはいうまでもありません。
ただ、調子に乗って両手の手首付近までぬりつけたのはいいんですが、泥を落とす手段が泥湯しかなく…、なかなかおかしなことになっておりました。そして、翌日になっても手先からは硫黄臭を発しておりました。
あと、もういちど繰り返しますが、この目と花の先ではお湯がぐつぐつとわいております。十分注意するように。


さて、あとは足湯にはいりたいかなぁ、などとも思いつつ、探したのですが、事前のリサーチ不足もあいまり(ニセコでは特にそんなんばっかなのですな)、あれ、もしかしてこれ足湯?
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どうみても、遊歩道のベンチが沢にのみこまれたようにしか見えないし、
どうみても、足裏くらいしかつからないようにしか見えないし、
なにより手すりが危険ならベンチはもっと危険なのでは…。
と、考えあぐねていたら、同じくうろうろしていた観光客がいらっしゃいまして、親切に「足湯があるはずなんですよぉ〜」と話したら、足湯と信じてすわりに行かれました(グループの数人が人柱ーになってたわけですな)。すみません、わたしは次回の楽しみにとっておきます。

雪秩父で温泉たまごを販売中の標識も気になり、それらしきものも見かけ、玉子班的にチェックしようかとも思ったのですが、雪秩父で温泉はいらないのに玉子だけってどうなの?だし、ここでジンのパンをむしゃむしゃ食べてしまったので(遅い昼食です)ちょっとそういう気分にもなれず。
なぜ雪秩父で温泉に入る気がしないかといえば、広すぎて寒いからです。泥湯が楽しめる訳じゃないし(どうして泥風呂とか泥エステとか女子専科なんでしょうね)、なにより雪秩父の改装前の思い出を大事にしたいので…(同じ理由で五色温泉には行きません)

本命は
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by toyokaku | 2008-09-20 09:53 | 大浴場−北海道の湯

ニセコ昆布温泉@山の中です。

磯谷郡蘭越町 ナトリウム・カルシウム・塩化物・炭酸水素塩泉(含土類食塩泉)

ニセコの山中に入ってくると、またしても雲行きが怪しくなってきて、そしてパラパラ雨が時折混じるようになってしまった。
目指すのは、昆布温泉にある鯉川温泉旅館である。

さて、この旅館、アプローチがなかなか渋い。
道路から曲がり、戦前からあるものらしい門柱をぬけると砂利道で、対向車がきたらすれ違えないじゃないかと思いつつ、右手に池、その向こうに旅館の建物となんともいい雰囲気なのである。そうそう、この池に鯉を泳がせたから鯉川、なんだそうである。
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明治38年に開湯した鯉川温泉旅館。昭和のはじめに、モダンなつくりの宿として知られにぎわった、というところは、前日訪れた新見温泉にも通じるところがある。
今も使われている内湯は、その頃につくられたものだそうで、当時としては珍しいコンクリート造りの湯屋は、もちろん当時とは壁や窓などかわっているところもあるのだろうけど、高い天井にモダンなタイル、暑いお湯とぬるめのお湯の二段構えの浴槽など、すっかり枯れてしまってはいるが、往時をしのばせるものがある。雰囲気としては、道後温泉のぼっちゃん湯を思い出す感じ、かな?
もともとは、混浴の内湯の一つとして使われていたのだそうである(現在は男湯として使用)。

このわきに、うたせ湯かなにかに使われていたと思われる一画があり、そこをぬけてしばしあるくと露天風呂がある。これは、滝見の湯とよばれていて、岩盤の上をひろくゆるく水がながれている。なんともここちよくて、思わず頭上の電線じゃま、ああ、この仕切もじゃま、滝の全貌をしっかりと拝みたいじゃん、などと思ってしまう。
ところが、この居心地の良い露天風呂、できたのは、たかだか10年くらい前のことのようだ。
しかし、しっかり顔になっていると思う。
なぜ、こんないい場所に湯屋がなかったのが、逆に不思議である。というのは、たぶん最近の感覚なんだろうか。

いずれのお風呂にも茶緑褐色のお湯がとうとうと流れ込んでいて、いやはやどちらもいい感じ。
とはいえ、向かいのつぶれたホテルをみてわかるように、意欲があっても、なかなか維持していくのはたいへんなことなのでしょう。
でも、末永く続き輝いて欲しい。そう願う温泉でした。一度泊まってみたいものです。

ニセコ昆布温泉郷

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by toyokaku | 2008-09-16 00:05 | 大浴場−北海道の湯

黄金温泉@金メダルだ!

磯谷郡蘭越町 ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉(低張性中性温泉)

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どうも、ニセコは、なんどきても高原らしい眺望ポイントにたどりつけないままなのである。だいたい、いつきてもそれがおまけにしかすぎないところに問題があるんだろうけど。
というわけで、ニセコから昆布駅にむかいクルマを走らせると大変立派な黄金温泉の看板があります。この道さえ間違えなければ、ぜったいに見落としません。
しかし、指示にしたがってクルマをすすめると、ひとんちの庭のような風情。その看板の立派さと建物の素朴さが、なんとも釣り合っていません。
見れば、なんだか仰々しい張り紙もちらほら。なんかやばいとこきちゃったかなぁ、と思いつつ、脇の小屋に近づくと湯守の女性のかたがいらっしゃるので、お金を支払います。すると、やさしくごゆっくり、と。ほっ、と一安心です。
なんでも、この土地を持っていらっしゃるかたがつくったのが、この温泉なのだそうで、だから全体に手作り感がただよっているわけです。

お風呂は、岩風呂になっていて、内風呂と半混浴の露天風呂があります。
お湯は、黄金色。だから黄金温泉なのかというとそうではなく、ここの字名が「黄金」なのでその名がついているようです。
正面には、アンヌプリ、振り返れば羊蹄山が見えるはずなのですが、この日はどちらも雲に隠れがちで、あまり見えず。
開湯から10年程度のようですが、すでに湯温が下がってきているんだとかで、内風呂は加温しています。この温泉、そう長くないのかなぁ…。
ここは、やはり露天風呂でしょう。この露天風呂のまわりも手作り感のあふれる庭になっていて、残念ながら仕切の岩がじゃまで、山がよく見えないのですが、五右衛門風呂があり、そこからは両山が見えます(男湯の場合)
この五右衛門風呂には、透明のお湯があふれでています。山も見えないし、足のばせる方がいいやと露天風呂を中心に入っていたのですが、実は泉質的には五右衛門風呂のほうが新しいお湯なので(露天風呂は内風呂からあふれたお湯もつかわれています)おすすめだったらしい…。
ぬるめのお湯が、ゆっくり入るにはちょうどよい感じで、そして、湯上がりは、いつまでもぽかぽかあたたかく、ああ、極楽極楽。

ただね、残念なのは、どうしようもないおじさんがいるらしいんですよ。それで、露天風呂の仕切も高くしたんだって。そこには、ここから向こうにいくな、のぞくな、と当然の注意書き、そして不愉快だったと訴える女子の声がかいてあるわけです。
はっきりいって、男性からしても迷惑な話です。やれやれ。

それにつけても、いいお湯をありがとうございます。

黄金温泉

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by toyokaku | 2008-09-05 00:03 | 大浴場−北海道の湯

まっかり温泉@羊蹄山をのぞむ絶景の湯

虻田郡真狩村 ナトリウム・塩化物・硫酸塩炭酸水素塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)

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真狩村の温泉といえば、羊蹄山を一望する絶景が売り。
いつだったかなぁ〜、この温泉にきて、おぉ〜!と感激した記憶があります。
しかし、なぜかそれ以外覚えていないんですよねぇ。それくらい、絶景なのです。

a0024448_23235021.jpgしかし、今回訪れたのは、夜。真っ暗闇でなにも見えません。まったくもって意味がない。
お湯は、やや茶褐色。露天は、なんか臭いますが、田舎の香水でしょう。内湯のほうが、色が薄いような気もしますが、暗いのでなんともいえず。ここは、ふたつの源泉があるんですね。
浴槽は、広くはありませんが、適正利用といったところでしょう。いいお湯です。

とはいえ、羊蹄山を見なければ意味がない!
ので、翌日、行こうと思っていたのですが、日が昇るに連れ羊蹄山は雲に隠れてしまいました。残念。

真狩村温泉保養センター

というわけで、
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by toyokaku | 2008-09-03 23:27 | 大浴場−北海道の湯

ニセコ新見温泉@素晴らしき一族の湯

磯谷郡蘭越町 石膏泉&含石膏-弱食塩泉(緩和性低張高温泉)

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岩内のまちにつくころには、またしても曇り空に。なんど往復したかわからないニセコパノラマライン、今日も眺望がきかない。
途中、新見峠へと進路をかえると、1車線の狭い山道になり、それをぬけたところに2軒の温泉宿がある。それが、新見温泉である。

で、ここを守っているのが、新見一族なんですな。明治の終わり頃、新見直太郎氏が開拓した温泉だから新見温泉。地名も新見なわけです。往年は、当時貴重な自動車で送迎するのがうりだったりしたそうで、こんな山のなかなのにハイカラな宿だったんでしょう。
なんていう歴史は、宿のサイトにかいてあり、なかなか興味深いところですが、それにしてもこの2軒、なぜかリンクしあっていないんですね。
まあ、そんな諸事情、客には関係ないことなんです(ともいいきれないかな)

a0024448_23265257.jpgそれにしても静かな温泉地です。天気がわるいこともあり、ちょっとこわいくらい。おそるおそるドアをあけると静かな館内。すると品のいい感じの若女将さんでしょうか?がでていらっしゃいました。なんとも物腰のやわらかい接客です。お風呂の場所を丁寧に教えて頂きました。
まずは、第一浴室のほうへ。飲泉できるようですが、例によってあつすぎてさわることすら困難だわ。
それほど広くもなく、温室のようで特徴もない浴室ですが、掛け流されていてそれはそれはいい感じ。無味無臭、特にかんじるところのないお湯です。
この温泉熱を利用した蒸し風呂があるのですが、これは蒸すねぇ(あたりまえだ)。
それから、うたせ湯が、別室にこじんまりとあります。でも、湯量はたっぷり。先客がいて、なぜか会釈されたりして。
このうたせ湯、かつて名物だった湯滝から引き継がれているもののようです。往年の湯滝と野天風呂の写真をみると、なんとも開放的でいい感じなんですよねぇ。壊しちゃったらしいんですが、いやはやもったいないというか、なんというか、やれやれ。
窓の外をみると、荒れていく、四角い一画が。ここ、もともとはプールだったんだそうですが、老朽化で7年くらい前に使用中止したらしい。でも、最近のことなんですね。

さて、今来た廊下をもどりフロント前を通過すると、またしてもお声をかけていただきまして、そのまま第2浴場へ。こちらは、内湯と露天風呂になります。
露天は、半混浴になっていて、仕切は半分しかありません。幸い、だれもいなかったので、先のほうまでいったりしてのびのびと入浴させていただきました。曇っているので眺望がきかないけど、山々が望めるんだろうなぁ。底が青色なのが、なんだか不思議な印象の露天風呂です。いやはやいい湯だわ。

帰り際、駐車場で草取りなどされていた女性に腰低く礼などいわれまして、あたたかく見送って頂きました。
このひとたちをみると、そんなきな臭いことがあったとは思えないんだけどなぁ。
なかなかここまでくるのは、大変ですが、もう一軒のほうも公平にいっておかないとなぁ。

秘湯の宿 新見本舘

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by toyokaku | 2008-09-02 23:20 | 大浴場−北海道の湯

岬の湯@積丹岬をのぞむかのように

積丹郡積丹町 ナトリウム一塩化物・炭酸水素塩泉(高張性中性高温泉)

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お久しぶりの積丹半島、今回は、余市から海沿いを岩内へ抜けるルートです。
積丹岬(島武意海岸)をあるいたら、十分つかれました。とても、神威岬の先端を目指す気になどなれず、こちらでお湯をいただきました。
クルマは、海沿いをはなれ、小高い丘をのぼっていきます。めざすお湯は、積丹の海を一望できる絶好の場所にあります。

a0024448_0313460.jpg明るい館内を入ると、まずその景色が出迎えてくれます。お風呂は、露天へ。
残念ながら、場所によっては風呂の岩が邪魔になって海は見えにくいのですが、その合間から海が顔をのぞかせています。なにより、屋根がなく、空間が抜けているので、なんとも開放的、気持ちの良いお風呂です。
やはり、海沿い露天風呂って最高だなぁ〜。

泉質は、少々ぬめるような、そして塩分が強いのか、肌がひりひりします。少し塩素臭もしていますが、まあ、そこは、この景色で帳消しといったところでしょうか。

岬の湯 しゃこたん


Team-5kg【63.6】
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by toyokaku | 2008-08-30 23:03 | 大浴場−北海道の湯