草津温泉@いわずと知れた関東の大温泉街

吾妻郡草津町 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉

a0024448_2352422.jpg川原湯温泉の次は、草津温泉へ。本来ならば川原湯温泉が草津温泉の上がり湯になるので、順番的には逆になる。
草津温泉にくるのは、いったい何度目になるのやら。しかし、何度きてもここは楽しく、そして新しい発見がある。なぜなら、湯畑に代表される豊富かつ成分の濃い温泉があるからに他ならない。硫黄を含む強酸性かつ高温のお湯は、湯畑、白旗、西の河原、地蔵、煮川、万代をはじめとした数々の源泉から湧出し、その量は、1日あたりドラム缶にして約23万本という。
それぞれの宿がある場所で、同じ草津温泉でも違う源泉からひいたお湯を使っているので、宿をかえれば、違うお湯が楽しめるというわけである。また、宿の種類も豊富で、湯畑周辺には和風の宿が並んでいるし、大規模なリゾートホテルもある。a0024448_23533060.jpgさらに、草津温泉は、日本のペンション発祥の地だそうで、数多くのペンションもある。他の温泉地に比べると人気がある分、料金的には割高なような気もするのだが、旅のスタイルにあわせて選択肢が多いというのはありがたいことだし、豊富な湯量ゆえその多くの宿で良質の温泉が楽しめるというのもうれしい限り。




たとえば、湯畑に近い和風の趣を大事にした老舗旅館。和風の宿が集まった和風村なるものがあり、有料だが内湯めぐりをすることができるようになっている。




さすがは、老舗旅館。接客は、満点だ。ここ大事。
また、湯畑に近いことから、お風呂には熱く濃い目のいいお湯が注ぎ込まれている。
露天風呂は、狭めで開放感にも乏しいものだったが、それでも居心地のよいものだった。ここには、かぶり湯なるものがあり、10~50回、ひざまずいて(といっても腰掛は用意されていたが)頭からお湯をかぶるというもの。頭の血行がよくなるらしい。しかし、お湯は熱いし、なにより酸性がきついので、肌がひりひりしてくるし、目にもしみる。血行はよくなりそうだが、髪の毛にはやさしいのだろうか、ちょっと疑問に思いつつ、でも、これがなんともいえなく心地よい。夜も朝もかぶってしまった。
それから、かわった露天風呂があった。仲居さんは、たしかに露天風呂と説明しているのだが、これは、宿の裏側にあるがけの岩をくりぬいたお風呂なので、露天風呂とはちと違うような。ほとんど空は見えないのだから。ふたつある浴槽のうち、ひとつはハーブをいれていた。お湯にくわえ、蒸気がここちよさを足してくれる、面白いお風呂だった。




また、こちらの宿は、内湯と露天のふたつのお風呂が自由に貸切として使うことができるになっている。さらに、大浴場(といってもさして大きくないのだが)についても、ある時間をすぎると貸切にしてしまうことができる。こじんまりとした宿なので、そういったことが可能のようだが、朝、入れないこともあるのかも。
しかし、男女問わず仲間内でいっしょにお風呂に入ることのできる心地よさ。いっしょに寝るのだから、いいじゃないお風呂もいっしょで。そういう楽しみができる宿もある。
(東京など条例により貸切風呂であっても男女での入浴が禁止されているところもあるようです)
こちらは、チェックアウト12時というプランがあり、朝食後もだらだらできるのが嬉しい。朝食時に布団をあげていいかときいてきたので、敷いておいてもらい、朝食食べてまた風呂入ってごろごろする、なんてすてきな休日の午前中、といったところ。ちなみに、千と千尋のうにゃうにゃの食事をつくるシーンの音はこの旅館で録音されたのだとか。お風呂は、さして大きくないので、別の大きな浴場をもつ宿を紹介し、そちらで録音したのだそうだ。

共同浴場も各種。観光客のマナーの悪さが問題になっているようだが、あくまでも地元住民のためのもの。ということを忘れないようにしたい。
今回は、大きな露天風呂に入りたかったので、ひさびさに西の河原へ。
さすがに観光客が多く、想定どおり雰囲気もよくなかったのだが、とはいえ、お風呂が大きいので、思ったほどは気にならず。ああ極楽極楽。なのだけれど、お湯が非常に熱いうえに、むらがあり、ときどき熱湯が流れ込んでくるし、腰を浮かせていられるような場所もないので、早々に退散。ちと残念。

しかし、どうしてだろうな。こんな山間の温泉地であっても、必ずといっていいほどマグロの刺身がでてくるのは。別に海の幸が食べたいのであれば、伊豆なりに行くのであり、やはりここはできれば地場のものをいっぱい食べたい。マグロの刺身なんかいらないのである。前に泊まった草津のホテルは、鮑料理が売りで、そしてその鮑がたいへん美味しかったのだが、いくら料理長が鮑の達人だろうともやはり草津で鮑というところは、どうにもしっくりこなかった記憶がある(決して煮貝ではない)。
草津の場合、お店がそれなりにあるので、素泊まりか朝食だけにしちゃって、夜は外で食べるというのも一計だと思う。昼に寄ったそば屋さんなど、夜に訪れたい雰囲気だった。





草津の楽しみ、いろいろ

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冬の時期の楽しみといえば、スキー。温泉街にほど近いところにスキー場があり、比較的便利である。
このスキー場、コースが長いのが特徴で、リフトとゴンドラを乗り継ぎ、白根山の近くまで行くことができる。眺望は格別だ。浅間山も望むことができる。ゲレンデの雪質もわるくないが、この日は比較的あたたかく、表面はアイスバーン状態。万年初心者のわたしには、ちとつらかった。また、ゲレンデの中腹部から下の初心者コースは、幅がさして広くはないところにスキーヤーにボーダーの初心者が入り乱れており、中級者コースよりたいへんだったかも。それにしても、私スキの頃ってゲレンデはどんな状態だったのだろう。

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案外あなどれなかったのが、草津熱帯圏。バスターミナルをはじめあちらこちらで広告を見かけるものの、行ったことがなかった場所。熱帯じゃなくて熱帯というところが、ポイント。なんとなく期待もせずに行ってしまった、その訳は、ビューティーフィッシュを体験したいから。なんと入園料だけで、体験できるのだ。これが、痛気持ちいいんだな。ああ、角質食べられれてる。そういや、大きいのと小さいのがいる。しかし、手のほうは、なかなか寄ってきてくれなかった。手が綺麗だったのか、はたまたおなか一杯だったのか。
a0024448_23521649.jpg実は、それ以外も結構あなどれなくて、まあ、古くさくてやる気あるんだかないんだかよくわからない突っこみどころも満載のちょっと古めかしい観光地らしいところではあるんだけれど、実は繁殖とかそういう研究もしっかりしているらしい。ウサギとも触れあえるはずなんだけれど、なぜか外から見ているときは気をひこうとするくせに、いざ触れあおうとすると無視するウサギとか、なかなか返事してくれないオウムとか、名前を呼んだら喜ぶはずなのに喜んでくれないポニーだかなんだかとか、威嚇しているわけではないはずなにに無茶苦茶声が大きくてこわいキツネザルとか、楽しかったんだな、ここ。最後には、停電というおまけまでついたぜ(これは地域的な停電だったみたい)。

それから、タイ古式マッサージにもいってみた。これが、なかなか気持ちよくて、そしてゆるーいんだけれど、結構痛い。終わるころには、体が熱くなり、そして軽くなった気分。日常的にも通いたくなる、ちょっと不思議な感覚。



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by toyokaku | 2010-02-07 00:06 | 大浴場−関東甲信越の湯
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